長崎県平戸市 長崎慈眼堂「慈眼の塩」
長崎慈眼堂「慈眼の塩(じげんのしお)」
『長崎慈眼堂』は、長崎県平戸市にある製塩所で、林敏英さん・きり子さんご夫妻で営んでいます。
特に美しい海の一つとして知られる平戸市の『根獅子(ねしこ)』の浜一帯で、経験から満月の大潮の時期(大潮の前後三日間)の海水が最適であると考え、その海水を使って塩を作っています。
直煮(じきに)式と言われる、塩づくりで行われる釜焚き前に海水の塩分濃度を高める作業をせず、海水そのものを窯に入れ、少しずつ煮詰め濃縮し塩を作る「釜焚き製法」で、塩を作っています。
釜入れされた海水は、じっくりと煮詰められ、8日目には『塩の花』と呼ばれる結晶が釜一面に現れます。
これが「一番塩」で、次に煮詰めて現れる「二番塩」とは、含まれるミネラルの種類がことなった塩が出来ます。
「一番塩」と「二番塩」をブレンドしバランスよく仕上げた商品が『慈眼の塩』です。